新型インフルエンザに関する私見

 まず言いたいのは、医療体制について。
現在、医療体制が逼迫し始めているとの報道が多い。
これについては、軽症者、無症状者を隔離すると言う地方自治体の方針が間違っているからである。
病院に隔離すると言うことは、重症化しやすい老人、慢性疾患者に、より感染を拡げるリスクが高くなり、その分だけ医療関係者に精神的負担、経済的負担を抱え込ませてしまう。
それでも隔離しなければならないのなら、ホテルを借り上げ、ホテルへの感謝を正式に協力していただきありがとうと会見し、隔離に協力して頂く陽性患者への謝辞、社会に拡がることを守る協力者であることを社会に伝えることだ。
 
 陽性患者は犯罪者ではない。

それを政治的に叩こうとする人達、正義の仮面を被り人々の不安、恐怖を煽る薄汚い小悪党こそが問題だと思う。

 多くの人が本当は気づいていること。

 この新型コロナ、海外と日本は違うんじゃない?

 無駄な安心感を与えているのではなく、過剰な不安感を拭わなければ、このコロナ問題は解決の方向に向かわないと言う事です。

 私の生きている那覇市松山も沖縄のクラスター感染源といわれています。確かに、いくつかのクラスターが発生し、街は死に体です。それによって他の地域に拡がって行くことでしょう、東京がそうであったように、人間として生きていくためにはどこかで糧を持ち獲なければならないのですから。

 今やるべきなのは、多くの病院、介護施設への大規模なPCR検査です。それも週一程度の検査。
更に重症化した陽性患者、重症化しやすい陽性患者等のトリアージを行い、その体制作りに知恵を絞るべきだと思います。

 今、こうしている間にも世界中で1日2万人以上の餓死者が出ています。
結核、梅毒、もともとあったインフルエンザでも死者は出ている。
感染症は抑制はできても、根絶は出来ない。
この事を知るべきです。

 中国で発生し、世界に拡散されたウィルス。
武漢を封鎖し、ヨーロッパ、南米で多くの死者数を記録した。
都市を封鎖し、封じ込め、最低限の死者に止めた。
だから日本もそうすべきだと。
所詮、感染症専門家はそんな100年以上前の論理しか持ち合わせていない。
 
政府はその事に薄々気がついた。
初期の感染症専門家、病院経営者の意見だけではなく、様々な人から意見を取り入れるようシステムを入れ換えた。

そして、弾かれた人々が、小池グループ有識者会議の中核になった。
テレビでも彼らの言葉が溢れかえった。
毎日毎日、感染者数を並べ、こんなところでクラスターが発生してます。イベント、夜の街、飲食店、遊園地、カラオケ等。
けど気づいて欲しい、その全ては人の心を癒してきた場所だと言うことを。
疲れたとき、傷ついたとき 、泣きたくなったとき、誰かと笑いあった場所。

 WHOはこのウィルスに関して今後10年は続くと表明しました。貴方はこの生き方を10年続ける自信がありますか?

 長くなりましたが最後に、感染することは悪でもなく、愚かでもない。かってインフルエンザに知り合いがかかったとき大丈夫?なにかできること有ると、声をかける心があった時代があった事を思い出して欲しい。